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休日は不定期で知人を招いてDIYを愉しむ会を行なっている。まずはお庭で腹ごしらえを!
お庭のあちこちにあるユニークなオブジェたちがひときわ目を引く楽しげな家。
DIYがライフスタイルの中心になっているというHさんのお住まいだ。
OMソーラーを採用していて、地元の木や珪藻土など自然素材にこだわっているところと、部屋の区切りが少なく一体感がある家のつくりが気に入ったイトコーで建築し、2007年に完成したこの家。
幼い頃から父親の日曜大工を見ていたので、元々モノづくりは好きだったというHさん。
イトコーの家を建て、むき出しの無垢の木を見ているうちに、「自分で何かしたい」という欲求がムクムクと芽生えてきたそう。
そんなHさんにとって、リビングから気軽に出入りできるビルトインガレージは、インスピレーションを実現するための格好の工房に。
「プロに頼んだり、お店で買ったりできるようなモノではなく、どこでも見たことのないような自分自身のオリジナルを追求していく」というスタイルで、10数年にわたってDIYを追求していくうちに、徐々にガレージは暮らしの中心となり、始めは実家から持ってきた古びた工具だけしかなかったのが、必要な工具も増えてきた現在はプロの工房も顔負けの様相だ。今ではこのガレージが家で一番のお気に入りの場所なのだとか。
縁あってこの広い土地に建てることができたこともあって、ここに住み始めてからは、以前は興味がなかったガーデニングも始めることになり、デッキやお庭での外遊びを楽しむことが増えてきた。
おかげで、家の中〜ガレージ〜デッキ〜広いお庭と、気の向くままに作ったユニークな作品たちが様々な場所に置かれている。
そんな中で「DIYer(s)」というDIYのポータルサイトを知り、試しに作品をレシピに挙げたり、コンテストへ応募をしてみると、コンテストの入賞等、様々な良い反応が得られたことが、初めは意外だったものの、とても嬉しかったのだそう。
そして今ではこの「DIYer(s)」の「公式アンバサダー」に任命されるほどに。
この「DIYer(s)」との出会いが転期となって、それまでは自分1人の楽しみとして続けてきたDIYを、周りの人にアウトプットしていくことにも興味が広がってきたというHさん。
最近は、知人を集めてDIYワークショップを開催したり、「DIYを中心にしたライフスタイルの提案」をSNSで発信したりすることで、自分なりのDIYerカルチャーを発信する充実した日々を送っている。
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左に見える椅子、トライポッド、棚は、DIYでつくったものだとか
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ダッチオーブンでつくるシチューは格別
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腹ごしらえが済んだら、ガレージにていよいよDIYワークショップが始まります
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Hさん自らが、使い心地を確かめながらつくり上げたDIYのための空間
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流木を利用したかわいい黒板
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アドバイスを受けながら、思い思いのモノをつくっていきます
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色見本として使っている木片たち
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木と錆びた金属の風合いを生かして、Hさんならではのオリジナルな景色が生まれます
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経年美化した木の風合いが感じられるリビングダイニング
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DIYをうまく組み合わせたキッチン
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ミニカーコレクションの展示スペース
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大好きなものを組み合わせたオブジェ
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デッキを楽しく過ごすためのダイニングセットももちろんDIY
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明るい光が溢れるダイニング
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明るい窓からの美しい景色①
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明るい窓からの美しい景色②
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リビングからガレージを見る
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明るい踊り場は見せる収納スペースとして利用
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ずっと「フランス車ひとすじ!」というHさんの現在の愛車
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ワークショップもそろそろ佳境でしょうか
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見守る背中には「DIYer(s)」の文字が
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完成したようです。おつかれさまでした!