DWELLの暮らしに憧れて
夫婦ともにイトコーで働いている白鳥さんが家づくりを考え始めた時、奥様の紗也香さんの頭に浮かんだのは、イトコーが半外空間「GOOD-TIME PLACE」を計画する際に何度も協力してもらっていたDWELLの川畑さんのことだった。 川畑さんは「日本一の工務店」として名高い鹿児島の工務店「シンケン」で働いていたこともある家具職人。自宅のGOOD-TIME PLACE を中心に、家庭菜園のある庭で鶏を飼ったり、サウナや五右衛門風呂をセルフビルドしたり、という素敵な暮らしぶりが何度も雑誌などで取り上げられている人で、「私たちも家をつくったらあんな風に外の自然を採り入れた豊かな暮らしがしてみたい」と思っていたのだそう。
そうして川畑さんにプランをお願いして家づくりに取り掛かった白鳥さん夫妻。ご主人・瑛大さんは、それまでイトコーのリノベーション部門で現場監督をして
いたが、新築の現場は自宅が初めてだったという。
「川畑さんが考えてくれたこの家のコンセプトは、以前イトコーがつくっていた「フォルクスハウス」の良さ今に甦らせるというものだったので、現在イトコー
がつくっている家とも違ったんです。だから職人さんたちも納め方がわからない部分があって、そんな中で初めての自分が現場をやったものだから川畑さんに確認するために何度も作業を止めてもらったりして大変でした。でも本当に素敵な仕上がりになったし、自分も相当勉強になりました」という瑛大さん。
入居後に瑛大さんがDIY でデッキにつくったGOOD-TIMEPLACEも大活躍で、「LDKは土間になっていて同じ高さでGOOD-TIME PLACE に繋がっているので子どもたちが自然に外に出て行って遊べるのがとってもいいんです。本当に気持ちがいい場所なのでここで子どもと遊んだりご飯を食べたりするだけで楽しいんですよね」という紗也香さん。
皆が集まれる半外空間って本当に素敵な場所だなあと改めて感じることが出来た取材となった。