愛知初のシンケンスタイル

愛知初のシンケンスタイル

「シンケンスタイル」に憧れて

「こんな風に木を使った開放的な家に住みたい」・・・2000年にイトコーの「フォルクスハウス」の完成見学会を訪れ、そう強く感じたという小田さん。 その後すぐに小田さんは「フォルクスハウス」で採用されいてた全館空調「OMソーラー」の家づくりについて調べ始めた。そうして調べていく中で、全国の「OM工務店」の中でもひときわ異彩を放っていた鹿児島の工務店「シンケン」のことを知ることになる。 「当時、雑誌やホームページで見るとね、シンケンの迫社長の設計した家が本当にどれも凄いんですよ。
こんなに素敵な家に私達も住みたいと思ってね。それでシンケンさんに手紙を送りました。愛知県なんだけどどうしてもシンケンの家を建てたいって」
愛知初のシンケンスタイル
窓から見える緑に癒される室内
愛知初のシンケンスタイル
退職してからは弓道連盟の仕事で忙しくしているというご主人と、忙しいご主人の代わりに先日庭木の剪定を頑張ったという奥様。とても若々しくハツラツとしたご夫婦だ
しかし、当初の迫社長からの返事は「アフターメンテナンスに責任が持てないので鹿児島以外では建てられません」というもの。それでもあきらめきれない小田さんは何度も手紙を送り続けた。 「10通以上送りました。そんなやりとりを続けるうちに、愛知県豊川市のイトコーに施工とメンテナンスを協力してもらえそうなので設計してもいい、という返事をいただけた」のだという。 そうして迫社長が蒲郡まで来てくれて、深夜までかけて設計プランを作ってくれた。
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四季の移り変わりが感じられる緑豊かなアプローチ
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「この階段で足腰鍛えているのが元気の秘訣」という小田さん
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ヒノキの壁に癒される浴室は、木部にシミもほとんどなく、20 年経ったとは思えないほど綺麗に保たれている
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壁から吸い込む換気扇もシンケンスタイルの特徴だ
「現場が始まってからは、シンケンで修行をしていた伊藤社長(現代表・伊藤博昭はシンケンで数年間家づくりを修行していた)も建て方に来てくれたんですよ。その後も様子を見るために迫さんをはじめシンケンのスタッフさんが何度も現場まで来てくれました。もちろんイトコーさんと地元の業者さんにも大変お世話になりました」。 この家づくりはイトコーにとっても「日本一の工務店」と呼ばれるシンケンから設計や施工について深く学ぶ最初の機会となった。 「完成から20年経ちましたけど、自然素材の家は時間が経つほど味が出てきて飽きません。庭の木も大きく育って、今でも窓から見える緑に癒されています。あの時あきらめずに何度もお願いしてよかったなあと思いますね」とご主人が笑顔で話してくれた。
愛知初のシンケンスタイル
天井が低くつくられた和室は、座った時に窓からの景色など が心地よく感じられる空間になるように設計されている
愛知初のシンケンスタイル
最後に小田夫妻、イトコー伊藤博昭の3人で玄関前で記念撮影させていただきました