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ほっとできる和の空間で、皆が集える幸せ
「穂の国の家」との出会い
木の温もり溢れる格子、モダンで落ち着いた外壁…。
奥行きが長く、まるで京都の町家(うなぎの寝床)のような和風の佇まいが印象的なIさん邸。
こちらは、ご主人・奥様・成人した子どもたち3人、ご主人のお母様の3世代が共に集う家。
「和風の家に住みたい、地元の木材をふんだんに使用した家に住みたい」と考えていたご家族は、三河近隣で育った木を使い、地元の職人さんが伝統・技術を受け継いでつくり上げる「穂の国の家」に一目惚れ。
何十年と昔から住んでいた家の建て替えを決意しました。
解体するときは想いもひとしおだったそうですが、新しい「我が家」の誕生も心待ちにしていました。
3世代が快適に暮らすための間取りと動線を
3世代が、お互いに気持ちよく過ごせる家をつくるために、間取りや動線にもこだわりました。
来客が多いご主人は玄関隣に書斎を設けて、お客様が訪問しやすいように。
家の裏側には、ご主人のお母様が気軽に出入りしやすいようにお母様専用の玄関を。
この専用玄関の横にはお母様専用の「お茶室」も設けました。お茶をたてる時に必要な水回りも近くにあるので、いつでもお茶をたてられます。
うなぎの寝床のような家だからこそ、動線をうまく工夫して、家族がちょうどいい距離感を保ちながら過ごせるように最大限の配慮をしています。
そのうえで、家の中心には家族が集まり絆を深められるリビングとダイニングがひと続きになった空間を設けています。
ご主人の大好きなモノが詰まった書斎
玄関横にあるのがご主人の書斎。
他の空間と少しテイストを変えてつくったそうで、床の色や全体の雰囲気を変えて「ご主人らしさ」を盛り込みました。
ここでは、来客と会話を愉しんだり、、珈琲とともに本を読んだり、音楽を愉しんだり、夜にはお酒を飲んだりと、リラックスして過ごせるお気に入りの空間となっているそうです。
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ご主人の書斎スペース
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時にはレコードを愉しむことも
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好きなものに囲まれた愉しい空間
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書斎の一角は応接スペースに
「日本建築は人の人生と同じ」
取材中、ご主人が素敵なことをお話してくださいました。
「日本建築は人生と同じです。建てた後、雨風にさらされていくなかで、「味わい」が生まれ、風格も生まれてきます。私達もいろんな経験を重ねていく中で、人間に味わいが出てくる・・・・、日本建築と人は同じだと思います。この家とともに、様々なこと経験し、成長していけたらと思っています」
イトコーの「穂の国の家」が、そんな風に、お客様の人生のよきパートナーとしてあり続けてくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
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和のテイストを生かしたお庭
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京都の長屋のように、細長い敷地に建っている
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お茶室の横には手水鉢が
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素敵な玄関スペース
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皆んなで記念撮影パチリ!