みなさんこんにちは。
株式会社イトコー伊藤です。
台風が発生する時期になりましたね。
建築会社にとって、台風は天敵です。
建築現場の仮設物等が散乱して、地域の皆さまにご迷惑をかけないか…と色々心配事が絶えない台風の時期です。
さて、先日ご紹介をさせて頂いた、「住宅街で緑と自然を愉しむ家」。
現在10月の完成見学会に向けて工事中です。
今回は「家づくりのこだわりポイント」をいくつかご紹介をしていきたいと思います。
まずは「深い軒」です。
-
現場途中の様子
-
完成が近づいています
-
天井、壁、隙間なくセルロースファイバーが施工されています
-
近くで見ると隙間がないのがよくわかる
-
壁の仕上げ材にモイスを施工
-
1枚1枚丁寧に施工しています
「軒(ノキ)」とは帽子でいうと「つば」の部分になります。
これが春夏秋冬の太陽をコントロールしてくれる大切な部分となります。
夏の南中は太陽高度が70度以上にも達します。
その熱い太陽を大屋根の軒は家を、暮らしを守ってくれます。
反対に、冬の夏中高度は30度程度です。
軒をくぐって、冬の暖かい太陽は、熱と光を家の中に届けてくれます。
日本では、昔からこのように自然を暮らしに取り込んだ家づくりをしていました。
時代が進んでも変わらない技術です。
続いて、家や暮らしを守る自然素材の断熱材「セルロースファイバー(デコス)」です。
断熱材は家が完成してしまうと見えなくなってしまう部分。
ということは、しっかりと施工することが安心に繋がります。
このセルロースファイバーの特徴は「断熱性」はもちろん優れていますが、その他に「吸湿性」「遮音性」「隙間ない施工」「地球に優しい」など、様々!
特に、訓練された職人さんの手でしっかり施工してくれるところがキーポイントです。
どんなに優れたものでも、ちゃんと施工されていなければ、ただの「壁や屋根に入れてあるもの」です。
最後に壁の仕上げ材として「moiss(モイス)」をご紹介します。
モイスは自宅にも採用していて、私は「燃えない白い木」と表現しています。
木をペーパーで磨いても木であるように、モイスも表面が汚れてペーパーで削ってもモイス。
さらには湿気を吸放出したり、有害物質を吸着したり・・・・一言で言えば「すごい壁」です。
現場では、重たいモイスを大工さんが1枚1枚施工しますが、ただ貼るだけではありません。
熟練した技術が無ければ難しいのです。
モイスのこともっと知りたい!そんな方はこちらをご覧ください。
他にも、色々伝えたいことはたくさんありますが、とりあえずここまでに・・・
次回は見学会前のお知らせ予定しています!
注目ポイントをご紹介して、みなさんがスムーズにご見学頂けるようにご案内しますね。
さて、たのしみな「住宅街で緑と自然を愉しむ家」。
10月23日24日が見学会予定です。