地域とつながるオープンな家

長男が生まれたのを機に家づくりに着手したというTさんのお住まいは、豊川市にある。
イトコーに依頼したのは、木でつくる家をファッションとしてやっているのではなく、暮らしを大切にしている、と感じたから。
ご主人は、もともとOMを入れたかったのだそう。
「15年前、友人がOMの家を建てたんです。仕組みを聞いてシンプルでハイテク過ぎないのがいいなあと」。

 

打合せに際し、夫婦は家への思いやイメージをファイルにまとめ、イトコーに渡した。
いちばん伝えたかったのは「大きなダイニングテーブルを中心に暮らす」ということ。
食事や団らんだけでなく、そこで大人は仕事、子どもは勉強をする。そんな生活がしたい、と。
また、空間はつながっているほうがよいが、手づくりの梅干しなどを保存するための、OMの換気が及ばない広い土間をつくりたいということもリクエストした。庭仕事の道具などもそこに収納できる。

 

入居後は、OMのおかげで冬は暖かく夏は外から帰ると空気がひんやりして、1年を通してエアコンなしで快適に過ごせているという。
庭の花を活けたり、手ぬぐいを季節に合わせて変えたり、縁側に座っておにぎりを食べたり、そんな普通のこと1つ1つが、とても気持ちがいいのだとか。

 

奥様に、他にも変わったことはあるかと伺うと、「家に人を呼ぶようになりました」とのこと。
以前はイトコーのイベントに参加者として出かけていたが、今は自宅で料理やアロマの講座、自然療法を学ぶ会、親子の関わり方教室などを折々に自宅で開催し、友人の輪がどんどん広がっている。
イトコーの暮らしの見学会でTさん宅を訪れたお客さんがすっかり気に入って、「わが家もこんな風にしたい」といわれることもしばしば。
「オープンな家をつくったら、家族ばかりか地域の方々ともつながることができるとわかりました」とご主人。
友人の輪が広がる素敵な暮らしぶりに、イトコースタッフもたくさんのことを学ばせていただいています。