Design
設計の考え方

自然の心地よさを生かす
イトコーは、昔からの日本の家の持つ良さである、「自然とともに生きる」「四季の移り変わりを感じる」ことができる家づくりを目指しています。
それは例えば・・・・
- 室内から外の自然を感じられる窓の大きさや位置
- 冬には暖かい太陽の光をたくさん家の中に採り入れ、逆に夏には心地よい日陰をつくるための建物と植栽の配置計画
- 家の中と外を上手につなぐための半外空間の提案
自然の豊かさが感じられる心なごむ暮らし、それは時代が移り変わっても変わることのない普遍的な価値。
そのような価値を持った家は、長い歳月を経ても愛着を持って暮らせる家である・・・、私たちはそう考えています。

開放的でおおらかな家
家づくりの最初に、目的ごとに部屋を細かく区切ってしまうと、年月が経つと使わない場所が出てきてしまいます。
イトコーの家は、どこに居ても家族の気配を感じることができる、大きなワンルームのような開放的な空間が特徴。
小さな家だとしても、普段は開放感のある間取りを生かして暮らし、必要な時だけ引き戸で閉じて小さな空間をつくるようにすれば、広々としたおおらかな気持ちで過ごせます。
家族の成長に合わせて、その時々の必要に応じてかんたんな間仕切りで区切れるようにしておけば、変化に柔軟に対応でき、長い年月の使用にも耐えられる家になります。
※イトコーの家の開放的な間取りは、家じゅうの温熱環境を整える全館空調の採用により実現しています。

家族が生き生きと暮らす場所
家族の中にどのようなコミュニケーションが生まれるか・・・、また、それぞれがどう充実した一人の時間を過ごせるか・・・。これは人の動線を整理しながら導く設計に大きく左右されます。
たとえばキッチンとダイニング、リビングの計画。
キッチンは家の中心とでも言うべき場所です。そこに立つ人が、周囲の人と楽しくコミュニケーションを取りながらストレスなく作業できる心地の良い場所になれば、家の中に明るい雰囲気が生まれます。その上で、ダイニングやリビングで家族の豊かなコミュニケーションが生まれるように、適切な位置関係や家具の配置を検討します。
一人一人がプライバシーを保てる場所を大切にすると同時に、豊かな集いの場が生まれるように導く・・・そんな動線の仕掛けを随所にほどこした設計プランを心がけています。