角の変形地に建つ黒いガルバリウム鋼板の外壁がシャープな印象の河北邸。建物を敷地に平行でない真南向き寄りに配置しているため 冬場の太陽光を最大限に採り入れられることや、隣家の窓と視線が合わないなどの利点がある
河北さんの愛車ジムニー。2020 年春に納車になって以来、コツコツとカスタムを愉しんできた
ジムニー、ソロキャンプ、サウナ
何かにハマるととことんまで凝る方だという河北さんがソロキャンプの魅力にハマったのは、コロナ禍が始まって飲みに行ったりゴルフに行ったりというこれまでの休日の過ごし方ができなくなったことがキッカケだそう。 「ソロキャンプは、1 人で星空を見上げてポカンとしている時なんか最高に幸せを感じますね。あとは何といってもキャンプギアを揃えていく喜び。買った道具を試すのは毎回楽しいです。これはちょっとずつジムニーをカスタムしていく楽しみにも似てるかもしれませんね」とのこと。 最近はそこにサウナの楽しさも加わったそうで、取材当日も朝から近所のサウナでひと汗流してきたそう。どれも1人で無心になって自分のペースでゆっくり愉しめる趣味というのが共通している点かもしれない。
ダイニングテーブルとチェアはTRUCK FURNITUREのもの。ナチュラルな木の空間の中で自然な存在感を放つ
玄関スペースの壁にかかる素敵な絵
友人から評判を聞いてイトコーのモデルハウスを訪れ、自然素材を活かした木の家の魅力を感じ、住まい手見学会や設計教室などのイベントを通して 家づくりのイメージを固めていった。 「営業の永井さんの人柄で決めたようなところもありますね。今日も久しぶりに会いましたが会うたびに冗談で楽しませてくれますよ。設計の小林さんはお伝えしたボヤッとしたイメージを見事に形にして下さいました」とのこと。
年月を経て味わいを増した木材
2階には2人のお子さんが過ごす部屋がある
2階に続く階段の先には大きな窓がある
キッチンに立つと庭木の間から優しい光が差し込む。この窓のおかげで気持ち良く作業できるのだそう
キッチンの窓からの優しい光が壁にゆらゆらと揺れているのを見ていると何だか眠たくなってくるようなほっこりした心地よさを感じる。
この家は2011年完成。植栽が大きく育っていました
玄関前でパチリ!
スッキリ綺麗になった家でボーッとしたり、友人を招いてゆっくりお茶したりするのは好きですね」と語る奥様の笑顔に、この家の心地よさが表れていました。