イトコーのこと

建設会社の働き方改革

  • 伊藤博昭
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    伊藤博昭

皆さん、こんにちは。
株式会社イトコーの伊藤博昭です。
春の足音が少しずつ聞こえてきましたね。

株式会社イトコーは2020年で創業70年を迎えます。
一つの節目としてオフィスをリノベーションして、働き方改革の一環としてフリーアドレス制を導入することになり、そのお披露目会を2020年3月11日(水)10時より開催します。

なぜこの時期にフリーアドレス制を導入したのか、みなさんと同じく働くスタッフがどういうことにストレスを感じていたのかなどを少しご紹介したいと思います。

背景としては2020年に社長交代を控えた私は、どんな会社になりたいか、どんな経営者になりたいか、自分自身に問い続けています。今は、自分ひとりの成功ではなく、縁あるすべての人の幸せ、もっとも家族同然のイトコースタッフの幸せが私にとっての幸せなのでは、と気づきました。
「働くスタッフ一人ひとりの働きがい」を大切にしたい、そう考えるようになりました。

そこでまずは、「働く環境を見直す」ところからスタートしました。
構想約3年、プロジェクトを組み、多くの意見を出し合いました。

当時、声があった問題点は3つ。
・オフィスを広く使い、効率的に

  • 以前の事務所の様子

  • 設計スタッフの作業スペースはかなり限られる

私たちイトコーはおかげさまで毎年新入社員も増え、新しい仲間が増えて嬉しい反面、一人当たりの仕事できる面積が減っていきました。しかしまわりをよく見ると、現場監督や営業メンバーは事務所の外にいることが多く、日中は設計や事務スタッフが同じところで狭く仕事をしていました。まわりの席はガラガラなのに…(その代わり書類や荷物が陣取っていますが…)。

・社内のコミュニケーション向上へ
人が増えるごとに少なくなるのはスタッフ同士のコミュニケーション。いつものメンバーで隣り合って、仕事をするのは日常茶飯事。裏を返せば、せっかく同じ会社の中で、新しい発想を持っている同志や刺激的なメンバーと触れる機会を逃していることになります。それってすごくもったいない・・・。

  • 研修旅行の宴会はレクリエーションPJのおかげで大盛り上がり!

  • 毎年有志「イトコーチーム」で参加する豊川リレーマラソン

業務だけでなく、部署の枠を越えたつながりが、嬉しいことに近年さらに増えてきました。
毎年恒例のレクリエーションなどのスタッフで愉しむ行事を作ることや、スタッフ一人ひとりの「仲間想い」な気持ちが良好な人間関係へとつながっていると確信しています。
「働きやすい環境」に良好な人間関係は不可欠です。普段の業務を、一人で黙々と机に向かって行うだけでなく、もっと気軽にそして必然といろんなスタッフ同士でコミュニケーションが取れる環境を創っていきたい!そんな想いが年々強くなってきました。
ミーティングで全員が集まる時間を作らずとも、自然と情報が行き交う空間はまさに理想です。

・地域に開いたオープンスペースへ
建設会社は一般的には入りにくい印象があると思います。用事があっても近づけない感じ・・・。理由を探すと、男性ばかりでちょっと怖かったり、事務所の中が雑多で入りにくかったり(勝手な印象かもしれませんが)と一般的なサービス業とは店構えが違う感じをうけます。
工務店の役割は暮らしの・建物の町医者です。だからこそ、地域に開いていきたいのです。

地域に開いたわかりやすい例はイベントです。イトコーマーケットやコドモ工務店のように、皆さんに気軽に、足を運んでいただける場所になることが、地域工務店としてのミッションでもあります。

  • 「手づくり」をテーマに毎年開催しているイトコーマーケット

  • 職人体験ができるコドモ工務店は毎年大人気!

これらの問題点を解決できるのは、十分なスペースで仕事ができて、活発にコミュニケーションが取れて、建設会社が「町開き」を積極的に行うオフィス。
スタッフから出た意見は、「仕事がしづらい」という不満だけでなく、具体的な問題を解決したい熱意と「働きたいと思う理想の職場像」でした。
私は、どれだけ愉しく仕事ができるかと未来志向で考えたときに、フリーアドレス制を「今、やろう!」とプロジェクト進行を決断しました。

その後、プロジェクトメンバーは社内を先導して、ここまで来ました。

今、工事真っ最中です。工務店ならではのアイディアだと思ったのが、「スタッフで家具をDIY」です。普段事務所でパソコン操作が多い女性社員のアイディアです。
「自分たちが使うオフィスを、愛着を持って大切に使えるように」そんな優しい思いが込められています。もちろん作業はイトコーワークスが先導して、女性スタッフも参加できるよう工程などを組みました!